優しい子たちです

この間の日曜日、ベンがオフィスにやって来ました。手には小さな鳥。すずめ？！

女子棟の前の木にある巣から、小鳥が4羽飛び立って行ったと思ったら一匹だけうまく飛べなくて落ちてしまったのが、この小鳥。一緒にいたボーイが大きい目をさらに見開いてその状況を力説してくれました。

巣のある木の近くに行くと、親鳥の泣き声に呼応して「ピーピー」とベンの手の上で鳴きます。かわいそうに・・・、どうやったら親鳥の元に帰れるのか？！
ボーイとベンと私の3人で相談して、まずはひとまず放す事に。しかし、飛ぼうとバタバタするのですが、ダメ・・。全然飛べない！！

徒歩はそれなりに早く、あっという間に車のタイヤの後ろに入ってしまいました。車が動いたら轢かれてしまいます。危ない！　そこへベンが細い枝を持って来て「この枝に小鳥をのせようよ、そうしたら怖がらないよ」と。こういう時の咄嗟の判断は以外と的確なのです。小鳥はトコトコと歩いて出て来てピョンと小枝にのりました。言った通り！かなり感動！

上を見上げると、親鳥たちが巣のある木の近くを飛んでいます。
「メ―（お母さん）が来た！」
「あれは絶対ポー（お父さん）だよ！ほらそこ！」
二人はなんとか親元に戻してあげたいと必死です。

今度はボーイのアイディアで、木に登り、少し高いところの枝に小鳥をそっとのせ、親鳥が来るのを離れて待つことにしました。

「来た！」とベン。
親鳥2羽とすでに飛べるようになった兄弟たちも集まって来て、生い茂る葉の中へまだ飛べない小鳥と一緒に姿を消しました。（徒歩だと思います）
こうして小鳥事件は一件落着。

ボーイもベンも小鳥が親元に帰ることが出来てとても嬉しそうです。
優しい子たちです。

ボーイはカンボジアとの国境近くのマンゴー林の中で見つかり保護されました。両親はおそらく不法滞在で連れてゆかれ、その後亡くなったのではと思われていますが、詳細は分からず全く手掛かりはありません。親と離れ離れになる悲しさを本能的に知っていると思います。

ベンは亡くなったと思っていた母が見つかり何度か会っていますが、まだ一緒に住む事はかないません。もっと頻繁に会えれば良いのですが母親はバンコクで働いているため、年に数回の電話が彼の支えになっています。

HIV母子感染孤児であったり、親と暮らせなかったりと、様々な状況の子どもたち。でも辛い立場にいる彼らが同じく辛い状況にある人や生き物に対して優しい気持ちで接することが出来るように育ってくれればと思いますし、実際ボーイとベンはそういう子に育っているのだと思うことのできた小鳥とのお話しでした。

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hoshihana villageにてランチ営業が始まりました!

タイヤイ族の家庭料理を中心とした、ここでしか味わえない特別な料理をhoshihana villageの心地よい空間で味わってみてはいかがでしょうか。くせになる美味しさです！デザートもあります！

【レストラン営業時間】
金・土・日・月
12：00～15:00（L.O.14:00)

【連絡先】0-5302-2226
席数に限りがございますので、メニューと人数をご予約下さるとスムーズです。
http://www.hoshihana-village.com/news/?page_id=18

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いよいよ明日、10月12日（土）より10月22日（火）まで、沖縄県那覇市のchahat （チャハット）那覇店にて、「バーンロムサイ展」が開催されます。沖縄で初めて行われる企画展、トゥッケ—タイパンツやちぢみガーゼのカーディガン、古布やさき織り雑貨など、バーンロムサイの定番おすすめアイテムや選りすぐりの商品を展示販売いたします。

chahatさんはオーナーさんがインド、ネパールで見つけた個性的でカワイイものを集めたセレクトショップ、神奈川の逗子と鎌倉にもお店が有ります。バーンロムサイのご近所ですが今回は那覇店での企画展を開催してくださいました！独特な空気感のチャハットワールドにお邪魔しま〜す！沖縄のみなさま、ぜひ覗きにいらしてください！！


■chahat那覇店　バーンロムサイ展
期間：2013年10月12日（土）～22日（火）
時間：11：00～18：00頃
定休日：水曜+不定休
場所：〒900-0014　沖縄県那覇市松尾2-21-1
TEL：098-861-3878
ホームページURL:　 http://chahat27.com/info/