ハロウィンパーティー2013@ティーチャー's house
バーンロムサイでは毎週日曜日の午前中に、ご近所に住むタッドさんによる英会話教室が開かれています。参加しているのは9歳から16歳の女の子達。当初は15歳以上の女の子を対象に教えて下さっていたのですが、最近は、アーパイ、ニサー、ジンダー、ノンペンなど年中組向けの教室も開かれるようになり「二部体制」で根気強く英会話を教えて下さっています。
「ハロー、ティチャー」で始まり「センキュー、ティチャー」で終わる英会話教室。子ども達がどこまで英語を吸収してくれているのかは未知数ですが、「How are you?」「How old are you?」「What time is it?」など簡単な質問にはスラスラと答えられるようになってきました。
そして先週の土曜日、ご自宅までご招待頂き、タッドティーチャー主催のハロウィンパーティーに参加してきました!去年に引き続き2度目のご招待。女の子達は数日前から「土曜日はパーティーだよね!」「メー碧も行くんでしょ?」「行ったらプールで泳ぐの!」と大はしゃぎ。去年ほどオシャレに気合いは入っていなかったものの、車の中で「trick or treat!」とハロウィンの決め台詞も練習し、総勢10名の女の子と共に、いざタッドさん宅へと向かいました。
タッドさん宅は、庭先からすっかり「恐怖の館」へと変貌していて、そのディテールの細かさにビックリ!!
庭先にはおどろおどろしいお墓スペース
家中全て蜘蛛の巣がはられ、あちこちに恐ろしい人形が…
テーブルの上に骸骨
トイレは真っ赤にライティングされ、、、
飾られているお花の間から「目の玉」…!
目の玉を気に入るプロイ…。
家中のスピーカーから恐ろしい音楽が流れているし、、これが生粋のアメリカンが主催するハロウィンパーティーか、、、と、1度参加経験のある子ども達よりも、大人の私たちが興奮しっぱなしでした。
タッドさんと奥様
この日、ゲッソリ病人メイクで子ども達を迎えてくれたタッドさんは、ロサンゼルス出身。ニューヨークや、サンフランシスコのトランスアメリカ・ピラミッドビルでマーケティングの仕事をした後、アーリーリタイアし、ロスの海岸沿いに暮らした後に穏やかなチェンマイへ移住した、、という経歴の持ち主です。
パーティーの間初めてゆっくりお話しする事が出来「子ども達の将来の選択肢を少しでも広げてあげたい」というタッドさんの熱いお気持ちも聞くことが出来ました。英語が出来れば、ビジネスにも役に立つし、旅行業界で働く事も出来る。hoshihana villageで働くにしても、英語が必要だよねと、タッドさん。子ども達1人1人のこともよく見てくれていて、スーワイはオープンマインドで積極的、ニサーはクレバー、プロイはおとなしいけど理解力はあるなど、普段の授業態度についても教えてくれました。
教室では子ども達の集中が続かないことを苦慮しているようでしたが、薬やHIVウィルスの影響などをわたしの方からもお話しし「僕もHIVについて勉強しなくてはね」と答えてくれました。
奥様の料理に興味津々
ハロウィンパーティではタッドさんが「これは英語で何ていうか分かる?」と問いかけてくださる場面が多かったのですが、子ども達は照れなのか「OK、OK」と聞き流してしまうことが多く、「もったいないなぁ」と感じる場面が多々。小学生の時からキアヌ・リーブスの大ファンで、キアヌ・リーブスと話したいがために英語の勉強を始めたわたしからすると、LA出身のネイティブの先生に英会話を教えてもらえるなんて夢のまた夢のようなことですから「もっとチャンスを生かしてほしい!!」と少しだけ歯がゆくも感じました。
子ども達には「真面目に頑張れい!」と言いたいと思いますが、1週間に1時間でも英語を学び、タッドさんを通じて異文化に触れていることが、きっと生かされる場面がくるはず。ステップバイステップでも構わないので、着実に英語力を底上げし、将来に生かしてくれたら、、と思っています。
タッドティーチャー、これからもよろしくお願いします。そしてパーティーにお招き頂き、本当にありがとうございました。
谷岡 碧 | 2013/10/29(火)
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