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チャイさんの「ダーイ!」

新しいゲストハウスの建築もいよいよ大詰め、大工チーム総出で細かい仕上げ、テラスや庭回りの手入れをしています。
「チャイさん、これできますか?」
「ダーイ!(大丈夫!出来るよ!)」

バーンロムサイにいて感じる好きな言葉の一つが、チャイさんの
「ダーイ(出来るよ!)」です。少し甲高く、少しはにかみながら、少し得意げに、、、この言葉を聞いたみんなはニコニコし、元気になります。

ビシッと指示を出すチャイさん

みんなでバケツリレー

よくゲストハウスのお客様にも、
「誰がこのゲストハウスは建てたの?」「どうやって建てたの?」
と聞かれます。

hoshihanaのゲストハウスの建築にはいわゆる建築設計図はありません。バーンロムサイジャパン代表の名取美穂がまず、手書きの図面を書き、イメージのデッサンを用意し、チャイさん達と現場に行って杭打ちをします。方角や、柱の位置もこのときに微調整。建築で使用する資材も鉄筋を入れるのか、木の柱なのか、図面をみながら、「あの家のあの部分と一緒だけど大丈夫?」「ダーイ!」というようなやりとりで進んでいきます。
床材や壁など、使用する素材のほとんどは、代表の名取美和が直接選びます。ほとんどの材料は、日本と違い、カタログから選ぶのではなく、巨大なホームセンターのようなところで直接目で見て選ぶので、イメージと違ったということは少ないのです。

最初にこの建築の流れを聞いた時は「えーそんなんで、こんな素敵な家が建つの?」と驚きましたが、hoshihanaの建築はどれも気持ちの良い名建築。もちろん基礎工事にも時間をかけているので頑丈です。

たくましくなったオン

大工チームの一員として仕事が板に着いてきたオン。
先日、携帯電話を持ちたいので、その許可を得にオフィスにやってきました。
ウェウ先生が「将来どうしたいの?」と尋ねたところ、オンは、
「18歳になったらここを出て、近くに家をかりて、チャイさんの大工チームで働きたいです」とのこと。きっとそれを聞いたらチャイさんも「ダーイ!」と喜ぶと思います。
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東京/六本木 「サボア・ヴィーブル」にてバーンロムサイ展が開催されます!

6月20日(金)より29日(日)まで、東京・六本木のSAVOIR VIVRE (サボア・ヴィーブル)にて、バーンロムサイ展が開催されます!
今回はカレン族の村で一枚一枚丁寧に染めてもらった藍染めの衣服を中心にご紹介します。

皆さま、どうぞお誘い合わせのうえご来場ください。


■六本木 SAVOIR VIVRE 「バーンロムサイ展」
期間:6月20日(金)~6月29日(日)
時間:11:00~19:00 会期中無休
住所:〒106-0032東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3F
TEL :03-3587-0318
ホームページ: http://www.savoir-vivre.co.jp

谷岡功一 | 2014/06/20(金)

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