鎌倉だより~秋のたより~
日に日に秋深まる今日この頃。
今日の鎌倉は気持ちの良い晴れ。青く、透き通って空がとても高く見えます。
四季折々のちょっとした変化は、忙しくしていると見落としてしまう事もしばしば。。。
今日はここ最近鎌倉店近隣でみつけた小さな秋と、ここ由比ヶ浜の今を色々写真におさめてみました。
まだ青いですが、まさに「たわわ」。
鎌倉は、お庭に立派な木々をお持ちのお宅がたくさんあるので、なんてことない住宅街をプラプラするだけでも、季節を感じる花々や素晴らしい木々を堪能できます。
ここにも。
あそこにも。
そして少し前になりますが、六地蔵でこんな場面に出くわしました。
青い空に映える赤頭巾。
御坊さんがお経を唱えています。
鎌倉店は、このあたりの地名にもなっている由比ヶ浜「六地蔵」が祀られている交差点からすぐのところにあります。
その昔(鎌倉時代)、この場所からやや北のあたりに刑場があり、その刑場跡に罪人の刑を弔うために祀られ、後になって人通りの多いこの場所に移動されたのが現在の六地蔵だと言われています。
ちなみに、鎌倉に限らず見受けられる六体のお地蔵様。
「六体」に一体どんな意味があるのだろう?と思って調べてみたところ、、、
諸説あるようなのですが、仏教では人間の苦しみの世界を六種類に分けて六道(りくどう)といい、六地蔵はそれぞれの苦しみを救うように造られたこもの、との事。
輪廻転生の六趣の世界(天、人、修羅、畜生、餓鬼、地獄)、
この全てにおいて、人々を苦しみから救ってくれる菩薩様が、六地蔵なのだそうです。
なるほどそれで六地蔵。
それにしても、何百年経った今でもこうやってちゃんとお経をあげ続けてくれる人がいるのですね。
そして問注所で無罪放免となった人が渡ったとされるのが、さすけ川にかかる「裁許橋」です。
穏やかにきらきらと水が流れ、夕顔がキレイに咲き、毎日本当に癒される場所です。
小さい橋なので見落としがちですが、鎌倉駅西口(江ノ電側)から出て、紀伊国屋の通りをまっすぐ進むとありますよ。
それから鎌倉と言えばやっぱり江ノ電!
鎌倉店は、鎌倉駅からも徒歩8分ほどですが、江ノ電和田塚駅からだと徒歩3分!
和田塚駅のホーム
鎌倉から1駅。和田塚駅が最寄り駅です。
江ノ電の風情を楽しみながらバーンロムサイを目指して来て頂くのもオススメです。
平日の昼間はこんな風に人も少なく、ゆったり楽しめると思います。
そして鎌倉店にいらっしゃった時にはぜひお立ち寄り頂きたい、老舗和菓子屋「桃太郎」さん。
バーンロムサイから長谷方面に少しいったところにあるこちらの和菓子屋さん、
季節限定の和菓子が色々ありますが、どれも本当に美味しくって地元の方も日々愛用されている和菓子屋さんです。
江ノ電はこんな風に人やおうちのすぐ側を通っていきます。
この時期オススメ桃太郎さんの「いちょうまんじゅう」。見た目も味もほっこりです。
ここ最近平日の昼間は由比ヶ浜通りもこんな風に人通りも車通りもまばら。
とっても静かでゆるやかな時間が流れています。
鎌倉の紅葉ベストシーズンは11月後半~。
三方を山で囲まれた鎌倉。伽藍越しの紅葉はなんとも風情があります。
この秋、お天気の良い週末にはぜひ一度足を運んでみて下さい!
鎌倉店でお待ちしております。
染谷 美岐 | 2014/11/05(水)
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