暑い暑い落ち葉の季節
朝はまだまだ肌寒いチェンマイですが、いつの間にか空気が真夏の気配を帯びてきました。
どういう季節のサイクルなのか?タイでは真夏に向かうこのタイミングで落ち葉の季節を迎えます。
日本の紅葉とは全く違い、茶色くカサカサになった大きな葉っぱがボトっと音をたてて落ちてきます。
バーンロムサイはもともと果樹園だったところに、自然を生かしたまま作られていますので、
落ち葉も半端ない量になり、夕方になると子どもたちが落ち葉を掃く音が聞こえてきます。
毎日毎日、掃いても掃いても終わりません。
ジンダー姉さんが子分を引き連れ、落ち葉を運びます。
ゲストハウスもこの通り
屋根の上も落ち葉でびっしり!
ある日、外から保父のコムさんの大きな声。
「誰が一番たくさん集められるか競争~!あの山と同じくらいの山をつくれるか~?」
何やってんだろう?と思って外へ出てみると。。。
幼稚園から帰ってきた子どもたちが、落ち葉拾い競争をしているではありませんか!
あの山。。。とはこの山のことです↑
走る走る!みんなかなり真剣(笑)
ちょっとズルしてタム兄さんに箒でかき集めてもらった
落ち葉を拾いに行きます。
コムさん何か作業をしながら
「早く早く~!あの大きな山くらい集める~!」
無理でしょ。。。
とても真面目で几帳面なボン、落ち葉を一枚一枚拾っています。日が暮れちゃいますよ。。。
そうそう!そうやってガサっと抱えてくればいいのよ!
だんだん飽きてきた子どもたち。
コムさんが「自分の作った山のところで、メータプティムが写真を撮ってくれるよ~!」
あ~はいはい。。。
頭が良く、何でも上手にできるセンダーオ。
一番大きな落ち葉の山を作りました。
素直で優しく、とてもシャイなゲン。
みんなから離れたところに意外に大きな山が!
すっかりお姉さんらしくなったサーサー。
いつものように黙々と木の根元に落ち葉を集めました。
三兄弟の熾烈な争いを制したのは、
ノンかチョークかチャイか?
最初はどうなることか?と思ったけど、
後半に見事な巻き返しを見せたボン。
クンはみんなにちょっかいを出しながら、
楽しく落ち葉を集めました。
本日最年少のヌックニック。
お兄さんお姉さんにつられて頑張りました!
終わった、終わった! さぁ、ごはんごはん。
お疲れ様でした~!
この落ち葉はそのうち、リトルファームの肥料になる予定です。
そのお話はまたいずれ。。。
大原美穂 | 2015/03/22(日)
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