声を使った不思議なワークショップ
今年2月に銀座伊東屋さんで開催したバーンロムサイ展でご縁があって知り合った作曲家の宮内康乃さん。宮内さんは、作曲活動の他に女性を中心とした音楽パフォーマンスグループ「つむぎね」というグループを主宰して独自のパフォーマンスを展開したり、子供向け、大人向けの声を使ったワークショップを開催されたりしています。
*つむぎねのウェブサイトからパフォーマンスの動画も見られます⇒
http://tsumugine.com/*ワークショップ活動の様子はFacebookから⇒
https://www.facebook.com/WAtsumugiProject/宮内さんは現在、東南アジアの国々を巡り、現地の音楽や文化を学ばれていて、マレーシア、カンボジアに続き、3カ国目にタイに来られました。
今回「バーンロムサイの子どもたちと声のワークショップをするのが夢!」という熱い想いを持ってバーンロムサイに来てくださいました。タイミングもちょうど合い、あっという間に7月7日にワークショップを開催することが決まりました。
ホシハナヴィレッジのsalaを使ってのワークショップ、私もどんなワークショップになるのか分からなかったので、ちょっとドキドキしながら本番に臨みました。
そして、ワークショップ当日チェンマイ空港に到着されたばかりの宮内さんのアーティスト仲間でもあるご友人まりこさん、かなこさん姉妹もかけつけ、まりこさんが今回の撮影を担当してくださいました。
華奢な身体からエネルギーが溢れてくる。
息を長く出す練習。最初は息の音だけだったのを次はハミングの音に、次は自分が出せる最大の声で。
次は、ボールを使って、ボールが宙に浮いている間だけ声を出してみる。ボールがバウンドした、床に着いた一瞬だけ声を出してみる・・・どれも子どもたちが喜んで、楽しく参加できるようなアクティビティで心と体の準備体操。
投げるよー!
ボールの動きをよーく見て…
みんなで輪になって、隣の人に拍手を送っていく。隣の人に声を送り、次々と回していく。
大人も参加しました。
ピーマイも上手!
フォンは体全体を使って表現
フォー先生は面白い声を出してみんなを笑わせてくれました。大人の意外な一面が見えるのも、宮内さんのワークショップの魅力。
この後は、目を閉じて、自然の中の音に耳を澄ませ、少し静かな時間、、、そこからどんな音が聞こえたか?
「鳥の声」「風の音」「チャイさんの声」「機械の音」・・・いろんな音が聞こえました。
それを自分たちの声で再現。みんなで目を閉じて、自然の音を奏でる。。。とても静かで、豊かな時間でした。
最後には、チームに分かれ、それぞれが決まった単語をリズムに乗せて奏でていき、それが一つの作品となりました。
子どもたちからは、タイの童謡を宮内さんにプレゼント。
約1時間のワークショップでしたが、みんなの心が一つとなる、それだけではなく、自然とも一体となれたような不思議な時間でした。
宮内さん、まりこさん、かなこさん、ありがとうございました!
山下曜子 | 2018/07/16(月)
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