サイウアの作り方
チェンマイソーセージとも言われるサイウアはチェンマイの郷土料理で、地元の人にも観光客にも人気のメニューです。食堂でも1~2ヶ月に1度登場するのですが、あんの調味、成型から調理まで、全てルンさん、ワーンさんの手作りです。子どもも大好きですが、日本人スタッフも大好きで、サイウアの日はルンさんから「今日サイウアだから、日本人にも言っておいてね」とお達しがきます。
先日、その調理の様子を写真に収めることができたので、ここでご紹介したいと思います。
腸をきれいに並べるルンさん
中に詰める肉の調味も食堂でします。
あんになる肉は豚肉で、レモングラス、コブミカンの葉っぱ、カーという生姜のようなハーブ、パクチー、ネギ、クミン、ニンニクなどで味付けします。食べると何ともいえない複雑なハーブの香りが口いっぱいに広がります。
レンゲを使って器用に詰めていくワーンさん
じょうごを使って詰める方法もあるそうですが、
レンゲを使う方が疲れず、速くできるそう。
腸は長いので、ある程度レンゲで詰めたら、
下に流していきます。
全体に詰めるとこんなに長いです。
端を細い竹で止めてできあがり!
炭火で焼くのが一般的なようですが、食道ではそれは難しいので、蒸してから揚げています。
完成!
お店で食べる時には、1センチ幅ぐらいの斜め切りでおしゃれに盛りつけられていますが、ここではそんな悠長なことはしていられないので、20センチぐらいにワイルドに切り分けられたものがバッドに並べられ、大きい子たちはたぶんそれを2本ぐらい食べていると思います。
サイウアは、もち米と一緒に食べるのがおいしいです。もち米をこねこねしながら、食べるサイウアは最高です!
山下曜子 | 2018/10/12(金)
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