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ベンとダムさんの訪日報告会

9月15日土曜日午後、ベンとダムさんが日本で経験したことをバーンロムサイの子どもたちに聞かせる報告会を行いました。浦和レッズさんに招待されて、日本でもサッカーのイベントに参加するというこの光栄な一世一代の経験を、2人には自分の言葉でみんなに報告してほしいということでお願いしました。

村の子どもたちにも集まってもらう予定でしたが、ちょうど学校の行事と重なってしまったらしく、バーンロムサイの子どもたちだけで集まりました。

ちょっと恥ずかしそうなベン

写真を食い入るように見る子どもたち

帰国当日、日本到着から帰国までの一部始終を全て話してくれたダムさんですが、この報告会でも張り切って子どもたちに話してくれました。
*帰国当日の様子→https://www.banromsai.jp/photo_diary/?page_id=10743
*日本での様子→https://www.banromsai.jp/photo_diary/?page_id=10742

ハートフルクラブのイベントで、コーチ、選手、スタッフのみなさん、一緒に参加した子どもたちが温かく迎えてくれたことは本当に嬉しかったようです。たくさんの取材カメラがあって、浦和レッズさんのカメラはベンのための専属カメラマンがついてくださったそうですが、そのことも興奮して話していました。

「専属カメラがずっとベンに密着していて、おしりを掻いたりしたら、それも写ってしまうからな」と言って子どもたちを笑わせていました。

日本人のサッカー少年たちに
サインを求められた話で照れているベン。

またそのイベントの夜に観戦した試合についても、あんなに大くてきれいなスタジアム(埼玉スタジアム)は、生まれて初めて見た、浦和レッズのファンの応援がリズムが揃っていてすごかったということを身振り手振りで再現しながら話していました。

ダムさんは、みんなも一生懸命に何かに打ち込めば、こんな素晴らしい機会をもらえるチャンスもあるんだぞということを、小さい子どもたちに力を込めて伝えました。

ベンも、日本での経験、感じたことを話しました。とても楽しい時間を過ごしたようで、貴重な経験ができてとても幸せだったと言っていました。日本で得た知識や経験をホームの弟たちや友達にたくさん伝えていきたい、この経験を将来に生かしたいと話しました。

報告会の最後には、将来サッカー選手になりたいと話していました。今回、日本で出会ったみなさんにも将来についてのアドバイスをしていただき、サッカー選手でなくとも、サッカーに関わる仕事はたくさんあるということが分かったようです。また進路についても、目標の進学先を決めたようなので、まずはそれに向かって頑張ってほしいと思います。

山下曜子 | 2018/09/17(月)

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