バーンロムサイ家庭菜園日記 ~その12~
バーンロムサイ家庭菜園、野菜だけではなく木もいろいろ植えています。これまでは苗を買ったり、もらったりして植えていましたが、挿し木でも増やす試みをしています。
<9月21日>
ドラゴンフルーツの挿し木をしています。
コムさんによると、根付いて、実がなるようになるまでには3年かかるそうです。
<10月15日>
そして、こちらも壮大な計画。
チャオム(葉っぱを食べます)を挿し木するためには、ただ枝を地面に植えればいいというわけではなく、枝を切る前に細工をして、まずそこで根っこが出るのを待って、やっと挿し木ができるそうです。
ボランティアの家、通称「石の家」の横の
チャオムの木を使います。
先生はコムさん、研修生はペット、
ガムペーン、ゲン、モップ。
小学3年生以上の男子たち。
適当な枝を選び、カッターで枝の周りに傷をつけます。5cmぐらい離して、もう一か所傷をつけます。その間の皮をカッターでこそぎ取って、枝の生身が見えるようにします。
削ったところは、手で触ってはいけません。手の雑菌がついて、腐るのを防ぐためです。
皮を削った後
泥をビニールにのせる。
次にあらかじめ用意しておいた泥をビニールにのせて、皮を削った部分に巻きます。
枝を支えるモップ
これで完成!
こうしておくと、ここから根が出て、それを土に植えて増やしていくことができます。けっこうすぐ出てくるのかと思いきや、根が出るまでに1年ぐらいかかるそうです。
では、みんな自分でやってみよう!
枝を選ぶゲン
まずはペット会長から
ゲンも皮を削ります。
数日前、顔を蜂に刺されて腫れている。
コムさんからの指導
モップ
ガムペーン
一人ひとつできました。これから根が出るまでに1年。ちゃんと全部根が出るかどうか楽しみです。
泥があるところでは、だいたいこういうことになります。
山下曜子 | 2019/10/16(水)
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