『ポーン』
チェンライのホームステイ先にお世話になりながら工業専門高校に通っているポーンが、学期休みを利用してホームに戻ってきました。5月の新学期からは2年生になります。来年の実習年を終えたら、商業専門短大に進み、卒業後は現在学校で専攻している溶接の技術を活かして、石油会社の採掘施設で働きたいそうです。同じ専攻の学校の先輩がシャム湾に油田を持つ石油会社に就職したそうですが、なんと、10万バーツ以上の月給をもらっているとのこと。いちばんの出世頭になるのはポーンかしら!? とちょっと興奮してしまいました。そして、将来の夢を語るポーンがとても頼もしく、また輝いて見えました。やはり夢は具体的に語れる方が素敵です。
これは今日のポーンの後ろ姿。元ボランティアスタッフ伊藤美和さん主催の絵本読み聞かせツアーに参加したメーたちに、絵本を読み聞かせてもらっているところ。「もう絵本を読む年齢でもないんだから、年長の子どもたちはツアーのプログラムから外したら?」というベンの意見を受けて、スやゴイは今年から自主参加(参加するか否かは本人次第)としたのですが、たまたま一昨日から帰省していたポーンも スもゴイも、もしかして、読み聞かせをいちばん楽しみにしていたのは実は年長の子なんじゃない? というくらい喜んで参加していました。今朝、メーたちがやって来るのを待つリクリエーションスペースで誰かスキップしながら飛び跳ねている子がいると思ったら、18歳のスでした。。。 いくつになってもメーたちの訪問は嬉しいようです。
ポーンはひと月ほどホームに滞在します。この機会にチェンライでの生活や学校でのことについてポーンにあれこれ尋ねてみようと思います。昨夜は子どもたちもポーン兄ちゃんを囲んできょうだい団らん。ずいぶんと遅い時間まで子どもたちの楽しげな声が食堂から聞こえてきました。
『ムーガタデビューしました!』
夜は恒例になったツアー参加者とのムーガタ。今回はちびっ子たちも初めて末席に並びました。サーサーはお絵描きの時と同じ両手使いで、黙々とルークチン(つみれ)を口に運んでいました。ちびテンモーも器の周りをご飯粒だらけにしながら、懸命につみれをすくい取ります。お姉ちゃん、お兄ちゃんたちと同じ鍋をつつけるようになるのは何年後かな?
大塚 美里 | 2012/03/03(土)
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