コムさんの厳しいお皿洗いチェック。
バーンロムサイの子どもたちは、食事が済んだ食器は、自分で洗って片づけをしています。
そして、保父のコムさんの日は、特別厳しいチェックがあり、なかなか片づけられない子も・・・
昨日は、コムさんの出勤日。子どもたちは、洗ったお皿を次々にコムさんのところで見てもらっています。
あらゆる角度でお皿をチェック!
油がまだ付いていないか、洗い残しはないかなど細かいところまで見ています。
チェックを受ける子どもたちのこの真剣な表情!
ダメ出しをされ洗い直しを命じられたタン(13歳)
お皿洗いにも、真剣に取り組む子どもたちは、本当に素直なんだなぁといつも感心してしまいます。
一点の汚れも見逃さず、洗い直しを命じるコムさん。
こうした細かい指導のおかげで、私たちも安心して食堂の食器を使うことができます。
そして、食事中に席を立つ時にも「お水を取りに行ってもいいですか?」、「トイレに行ってもいいですか?」など、保父さんや保母さんに聞くように言われています。
子どもたちを見ていると、家族や大勢の人達と食事をする時に必要な振る舞いや、最低限のルールについて、改めて考えさせられるようになりました。
大人になって、すっかり忘れてしまっていることもあるのではないかと・・・
そして、今日3月7日は「万仏祭」というタイの祭日でした。
休日で、なんとなくリラックスムードの子どもたちと夕食を食べていると、年少組のパーヌ(8歳)が何やらニタニタしながら、コムさんもいないのに洗ったお皿を歳年長のス(18歳)のところへ・・・
すかさず、スがコムさんの口真似をしてパーヌにダメ出し!!
全員大喜びで、笑いの渦となった食堂。
年少組の子たちは、次々にチェックをしてもらいに行きます。
学期休みで帰ってきている、ポーン(17歳)のところにも行ってみたところ、コムさんと全く同じ手つきでお皿をひっくり返しながらチェックをするポーン!
いや~恐ろしいくらい子どもたちって、大人を観察しているものですね。
そういえば学校でも、必ず誰か先生の真似をしていたのを思い出しました。
いいことは、どんどん真似して下の子たちに教えてほしいものですが・・・
なんだか今日は、年長の子どもたちが、とっても頼もしく見えました。
厳しい半面、実はいたずらっ子の子どもたちを見るのが、とても楽しい毎日です。
真崎 洋子 | 2012/03/07(水)
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