モン族の村へ
少し前の事になりますが、縫製場で働いてるモン族出身のジェーンちゃんとダーウちゃんがお正月で村に帰省するというので、縫製場のスタッフ数人と一緒に遊びにいってきました。
ジェーンちゃん達が住むモン族の村はドイステープから更に奥の方にあり、バーンロムサイからその村までは車で約2時間程かかります。
朝7時半にバーンロムサイに集合してキットさんの旦那さんが運転するピックアップトラックの荷台に乗り込んでいざ出発!
乾期のこの時期、朝晩はかなり冷え込むので荷台チームは毛布や布をグルグル巻きにして寒さをしのぎながらの道中です。朝日が凄く綺麗で、寒空の下で行き交う車や自転車を眺めながら徐々に気持ちが高ぶってきました。
ロードレースをしている人たち
托鉢をするお坊さんにも出会いました
くねくねと曲がる山道を走り抜け、景色を堪能しているうちにあっという間にモン族の村に到着しました。
村につくとモン族の衣装に身を包んだダーウちゃんとジェーンちゃん、そして彼女達の姉妹が出迎えてくれました。
色鮮やかな衣装を身にまとった彼女達は普段縫製場で見ている時よりぐっと女性らしかったです。
ジェーンちゃんが声をかけてくれ、私もモン族の衣装に着替える事に。
着替えて出てくると、「じゃあ私たちも!」と、一緒に行ったおばちゃん達も数人民族衣装に着替えていました。
衣装を着て、お正月のイベント会場へ歩いて移動します。
途中、燃えるように赤い葉っぱのついた木を見かけました。
朝日を浴びて、更に燃えるように赤くとても綺麗でした。
会場に着いて気づきましたが、家族や親戚でなのか、親しい仲間同士でなのか分かりませんがモン族の衣装も
それぞれの集落毎に流行があるようです。
モン族の中でもギャルを発見!
色鮮やかなポンポンの帽子
ジェーンちゃんは黒い衣装でしたが、ジェーンちゃんの妹やダーウちゃん達は今年は白い衣装で揃えているようです。
ステージではちびっ子のダンスが始まりました。
それぞれの衣装が華やかでとても可愛いらしい!
ダンスを見ながらも私はモン族の衣装に釘付けで、ダンスを横目にステージに集まる人たちを後ろから隠し撮りしまくっていたのでした。。。
腰織りポーチはその代表的なものの1つ。
ベルト部分がモン族の民族衣装の背中にあるパーツだったり、帯の部分で出来ています。
写真左は細かいクロスステッチがきれい。民族衣装の背中の部分の飾りを使って製作したもので、右は花の刺繍が色鮮やかな民族衣装の腰に巻くベルトの先の部分を使って制作したものです。(上記写真:ネットショップより引用)
色鮮やかな彼らの衣装の一部が役割が終わった後、再度命を吹き返して、バーンロムサイのプロダクツに生まれ変わっているんだなぁと、実際着ている姿をみて改めて実感。
素材の組み合わせや色の合わせを考えるとき、今まで以上に彼らの事を考えながら、少しでもその色鮮やかさをお客様に感じて頂けるようにしたいと思いました。
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バーンロムサイ元ボランティアスタッフ 伊藤美和さんが主催する「絵本読み聞かせの旅 2013年春のツアー」が参加者を募集しています。hoshihana villageに泊まりながら、バーンロムサイの子どもたちや国立孤児院ヴィエンピンの子どもたちに絵本を読み聞かせたり、一緒にお菓子を作ったりなどして子どもたちと交流するツアー。バーンロムサイの子どもたちも毎年楽しみにしています。
日程は
■2013年3月7日(木)~13日(水)
■2013年3月14日(木)~20日(水)
の2回。
1回目の方は定員いっぱいになりましたが、2回目にはまだ余裕があります。
皆さまのご参加をお待ちしています。
旅の詳しい情報については下記をご覧ください。
http://www.jeps.co.jp/thai/ehon.htmlツアーレポートはこちら。
http://www.jeps.co.jp/report/report_ehon.htmlお問い合わせ: 日本エコプランニングサービス
tel:03-5807-1691
email:sugawa@jeps.co.jp (担当:須川)
上村亜紀 | 2013/02/03(日)
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