手仕事の人不足
最近、手仕事の子たちが不足しているというお話を何度かしていますが、何人か辞めてしまい、今はなんとリス族の子が二人だけで頑張ってくれています。
カレン族の二人もいるのですが、今は日本からのさき織り商品のオーダーが相次ぎ、二人にはさき織りをしてもらっているのです。
今はただ一人、うちの手仕事をすべてわかっているアーチャーさん(右)と入りたてのジェーマーさん。
一時は所狭しと人がいたのに、今は二人だけ・・・とても寂しいです。

さき織りをしてもらっているプーちゃんとティップちゃん
人が安定して仕事を続けてくれる、ということの難しさをここ何年かでさらに強く感じるようになりました。
でもここ最近バタバタと辞めていかれることに対しては、本当に頭を抱えています。
手仕事の二人の前にはどんどんと仕事が溜まっていきます。
うちの夫はレストランをやっているのですが、そこでも同じような問題に常に直面しています。
時々行くと、いつも必ず知らない新しい店員がいて、人の入れ替わりはとても激しいといいます。
そして常に人が不足していると。
せっかく教育してやっと仕事を覚えてきたと思ったら、どこか違うレストランへ転職。
大体転職する理由としては、自給がより高いから、とか、仕事がもう少し楽だから、だということですが、タイの人はいくら責任のある仕事を任されようと、より給料の高いところへさっさと転職するのは当たり前なのです。
それは仕方のないことだとは思っていますが、辞めていったまま新しい人が見つからない今の状況、なんとか早くどうにかしたいです。
次の日記では、新しい人がやって来ました、なんて報告できるといいのですけどね。

久々にお昼に行った、バーンロムサイの近くにある絶景レストラン「Tuang Thong」
上田 真理子 | 2013/07/15(月)
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