ヨーガのリトリート日記②
こんにちは。ヨーガの講師をしている寺崎由美子と申します。昨年hoshihana villageで行ったヨーガのツアーを振り返る写真日記、完結編です。今年のツアーも沢山の方にいらして頂けたら嬉しいです。(前回の日記はこちらから→
http://www.banromsai.jp/photo_diary/?page_id=10327)
10月某日
お申込み下さった参加者の全員が無事に到着。ヨーガとマッサージの会場となるSPA Thai Massage Schoolのお庭のお社にお参りをして、コースが始まりました。
ヨガも始まりました。
鮮やかでヘルシーなお食事も楽しみ。野菜が元気!
10月某日
可愛いお部屋や素敵なプール、お部屋に用意して頂いている地元産の美味しいコーヒー豆なんかを囲んで、あっという間に皆が打ち解け楽しい毎日です。
私は、インドではヨーガ道場で暮らしていて、その感覚でスケジュールを組んでいるため「日本からの皆様にはキツいのでは?」と心配していました。心配になって皆さんにお訪ねしたところ、「自由時間もたっぷりあって満喫してまーす!」とのこと。すごいなあ、時間の使い方、自分との付き合い方がどんどん上手になっていきます。集中力・・・なのかな?
朝晩の瞑想も一人の欠席者もなく素晴らしいです。ちなみに朝の瞑想は5時半から。
10月某日
いつの間にか、参加者が一人増えている。
スクールの飼い犬「ジャイエン」。元の飼い主に捨てられて引き取られるも、世を拗ねて誰にも懐かない強面の彼。しかし、よほど瞑想が好きなのか、毎朝毎晩の瞑想の為に、1.5km私と一緒に走ってhoshihana villageへ来て、瞑想が終わると急いでスクールに戻ってヨーガにも参加します。
でも、骨董品のあるレクチャールームには入れて貰えない。ドアの外で哀しく鳴き声が!ゴメンね、ジャイエン。
10月某日
hoshihana villageはBan Rom Saiに隣接しているので、裏木戸を抜けると、そこはもう子ども達の住まう生活施設。今日は施設の見学会です。まずは施設の概要をビデオでお勉強。私とアシスタントの弘美先生がなぜか大号泣。ビデオの後は施設見学です。
そして、最後にショップに到着。訳ありお値打ち商品も手に入ります。もともとハイクオリティなので、訳ありといっても全く問題なく、お得過ぎて女子騒然。買い物が確実に支援に繋がる安心感は、ショップと施設が直結のBan Rom Saiならではと思いました。
Ban Rom Sai 現地ショップ
名取代表とバーンロムベアと
10月某日
マッサージ講習も佳境に入ったこの日の夜、子ども達との交流会が行われました。コムロイという提灯をみんなで空に飛ばしました。真っ暗な空に昇っては星になる提灯に祈りを込めて。
子ども達は病と戦いながらも、とても元気で、そして可愛い。やっぱりお母さんが恋しいのかな、と思える瞬間もあり胸が痛みました。修業大好き犬ジャイエンも子ども達にかわいがって貰えて良かったね。
10月某日
初めて会ったもの同志とは思えない、不思議とあたたかな10日間が幕を閉じました。皆さん、日本から持って来た持ち物を子ども達に寄付して下さり、空いたスペースにお土産を一杯詰めて、日本へ帰られました。
hoshihana villageは私たちにとっても特別な場所です。生きるということは、たった一人で為されることじゃないんだなってことに気付かされました。スタッフの皆様、バーンロムサイの子ども達、そして参加者の皆様とのご縁に心から感謝しています。また今年も、あの場所に戻れることを、心から願うばかりです。
微力ではありますが、いろんな支援の形を少しずつでもご紹介できたら嬉しいです。チェンマイでお会いしましょう!
寺崎 由美子 | 2013/07/25(木)
前の写真日記:Living with the nature次の写真日記:ムーガタ!写真日記一覧へ戻る