バーンロムサイでミュージカル「A CCOMMON BEAT」!
「北タイBBQ 」の日記でもお伝えしたように、先週末、表現活動を通じて活気ある社会を作ることを目指すNPO法人「コモンビート」のみなさんがバーンロムサイを訪問して下さいました。
「コモンビート」さんの活動の柱となっているのが、100人の出演者が、100日間でミュージカル「A COMMON BEAT」を作り上げるミュージカルプロジェクト。これまで全国各地で公演を重ね、総公演回数は72回、総キャスト数は2600名、総来場者数は107,200人に上るそうです。
コモンビートさんのHP→
http://commonbeat.org/
開演!「A COMMON BEAT」!
今回は33名のキャストの皆さんがバーンロムサイを訪問下さり、食堂下の緑に囲まれたスペースの中でパワフルなミュージカルを披露して下さいました。子ども達はこれまで歌やダンスを見た経験はありますが、33名が歌い、踊り、全身で表現をするミュージカルを見るのは初めて。ミュージカルナンバーはもちろん、子ども達が大好きなドラゴンボールの曲に合わせたヒップホップ、浴衣姿でしっとりと歌う上を向いて歩こう、擬音語だけで表現するパフォーマンスなどが次々に披露され、子ども達のテンションもじょじょに上がっていきました。
コモンビートさんのパフォーマンスの面白さは、観客である子ども達も「1キャスト」として、ミュージカルに参加すること。バーンロムサイの子ども達は皆シャイなので、初めは照れていましたが、コモンビートのみなさんが上手に子ども達をリード。心から楽しそうに踊るキャストのみなさんの明るさに乗せられて、気付けば、あのおとなしいパヌが、一心不乱に踊っていました…!パフォーマーとしての喜びに目覚めた彼の狂喜乱舞をカメラに収めようとしましたが、あまりの激しい動きに写真はブレブレになってしまいました。
まずは手拍子から!
奇跡的にブレなかったパフォーマー・パヌの1枚!
僕だって負けられない!ペット。
思春期ど真ん中のメイレックやメイは最後までモジモジしていましたが、踊りの大好きなダーウや社交的なジンダーはノリノリでダンス。年少組のチョークやチャイも音楽に合わせて身体を動かし、とっても楽しそう。途中ご機嫌斜めで泣いてしまったボンも、後半はゴミ袋の王子様(?)に変身して会場を盛り上げました。
歌って、踊って、身体を動かして1時間半。最後は手をつないで歌い、コモンビートさんの公演はみなが笑顔で幕を閉じました。
ダーウとジンダー
胸にお人形を入れてダンス!チャイ
ゴミ袋の王子様登場!
やりきった笑顔のパヌ
公演後は名取のお話会を実施。バーンロムサイの歴史を聞いて、涙する方もいらっしゃいましたが「自分のものさしで生きることが大切。自分らしく、なにより楽しく生きて下さい!」という名取のポジティブなメッセージで、会場は晴れやかな空気に包まれました。
帰り際には多くの方から「本当に楽しかった!また来ます!」と声をかけて頂きましたが、子ども達も、私たちスタッフもたくさんのパワーをもらった日曜日の午後でした。身体を使って表現すること、パフォーマンスや音楽で心を通わせることの楽しさを教えて下さったコモンビートのみなさん。本当にありがとうございました!ぜひまた来年も遊びにいらして下さい。
谷岡 碧 | 2013/11/13(水)
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