hoshihana shop
みなさんこんにちは。今回はホシハナヴィレッジにある「hoshihana shop」を紹介します。
banromsaiのプロダクツ全般を扱うホシハナショップは、去年の夏にリニューアルオープンをしました。以前の北タイ様式の落ち着いた感じからイメージチェンジし、明るくナチュラルな雰囲気のお店です。
このショップの建物は、バーンロムサイの大工さんチームが建てています、棟梁のチャイさん率いる大工チームはコテージのほとんども手がけていて、現在も新しいコテージを建設中。スタッフで家も建てられるって、なんだかすごいことだなぁと思います。あらためて見渡すとバーンロムサイはスタッフで衣食住のこと、ほとんどこなしてるんですよね。
オーガニックファームで野菜をつくり、その隣では毎日鶏が卵を産み、それをキッチンスタッフが美味しい料理に。大工チームは家を建てたり修繕をしたり、家具も作ります。縫製場では洋服作りや織りなど日々ものづくりを行っています。バーンロムサイには、こんなプロフェッショナルな大人たちが揃い、生活のための大抵のことはまかなえているのです。
そうした大人たちのそばでホームの子供たちが成長し、現在は卒園した子がファームやキッチン、ホームの保母さんなど、それぞれの職場で仕事に取り組んでいます。縫製場では期待のダオちゃんが奮闘中。
ショップの話に戻りますが、店内の紹介の前に、去年の春このショップを建てていた時の写真を。
ショップの場所はレストランやキッチンの側です。まずは基礎作りをし、その後柱を立て、屋根を作っていました。屋根の素材はホシハナのコテージでも使われる藁のような草を使った草葺き屋根です。下から見上げると束ねた草が規則正しく並んだ様子がきれい。この草の屋根、暑いチェンマイでも涼しげですよね。影もきれい。
屋根ができたらレンガを積み、壁を作っていきます。なんだか建物らしくなってきました。レンガの壁を積んだ様子がなんとも手作りでいい味です。途中ガラスブロックや明かりとりの窓(窓と言ってもガラスのない格子と網だけ!)をつけ、カウンターなども作っていきます。床を磨いて仕上げ、電気工事なども。最後に扉をつけると、清々しい白を基調にしたショップの誕生です。
それにしてもこの建物、北海道育ちの私には目からウロコの造りです。断熱や気密性を重視した寒さ対策が基本の北の建物に対して、ここ南の建物は暑い気候に合わせて心地よく過ごす工夫が満載。屋根は低い位置までつけ、直射日光が入らないようにしたり、壁の上部には風の抜けるガラスのない窓がついていたり。建物の中と外の境界線が曖昧というかおどろくほど開放的。だからコテージに泊まっているとどこかキャンプをしているような気分になるのかもしれません。外の空気と繋がっていて鳥や虫の声に包まれているので外との一体感があるんですよね。
さてさて、ここから最近のショップを写真で紹介します。
コテージでも使っているブランケットは肌触りの良さが人気。藍染はカレン族の村で染めてもらっています。
テーブルのディスプレイ。タイのモン族など少数民族の布や、インドの古布を使ったアイテムが並びます。
ガーゼやリネンの天然素材の洋服。涼しいのでチェンマイにぴったり。
ショップのお向かいはホシハナヴィレッジのレセプション。お店の外にも小物が並んでます。
テラスにはセール品のコーナーもあるのでぜひ覗いてくださいね。一休みできるスペースも。
日本では販売されていないホシハナショップだけの取り扱いの商品も。ホシハナのアメニティでおなじみの「eavam」の製品やチェンマイ発のブランド「preekluai」の洋服や布小物。他にもカレン族のはちみつやドリップコーヒーなどもあるのでぜひチェックしてみてください。
お店のオープンは9時から17時まで。宿泊のお客様はもちろん、少し遠いですが市内からもお越しいただけます。週末は食堂で宿泊以外の方もご利用いただけるランチをやってますので、ぜひお食事と一緒にお買い物をお楽しみください。
タラちゃんもお待ちしてますー。(タラちゃん、、、気持ち良さそう)
佐々木智子 | 2016/05/10(火)
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