ラフ族のオーガニックティー
お茶作りを行っているラフ族のおじいさん
この度、hoshihana villageのコテージに置いてある紅茶、また朝食の紅茶が「ラフ族のオーガニックティー」に変わりました。
ファンのオーガニックコーヒーとティー畑
ラフ族とは山岳の少数民族です。タイの山岳地帯には、たくさんの少数民族が暮らしています。ほぼ自給自足、のような暮らしをしてきたラフ族も世の中の流れの変化に伴って、お金が必要になってきました。そこでファンという地域のラフ族は、地域活性化と収入を得るために、オーガニックのコーヒーと紅茶を作り始めました。最初は試行錯誤の繰り返しだったそうですが、山の傾斜を利用した、完全自然栽培に成功。村に会社も作り、村人たちが丹精込めて手作りしているコーヒーとお茶は、現在チェンマイ市内のリンピンスーパーでも購入可能です。そんなファンのオーガニック畑を見学するツアーに以前参加したことをきっかけに、会社の代表のジョンさんと知り合いとなり、今回hoshihana villageでもお出ししようという運びとなりました。
紅茶を作る工程その1
紅茶を作る工程その2
紅茶を作る工程その3
朝食のセットの紅茶
生活の為に利益だけに走るのではなく、時間も手間もかかるけれども山の自然とできるだけ共生していける自然栽培を選択したラフ族のみなさんはとても素晴らしい。そして何より、品質がとてもいいのです。北タイに暮らす様々な人々がお互いにより心地よく暮らしていく循環がこれからも生まれていくといいな、と思います。普段コーヒー党の方も、この機会に是非ラフ族のオーガニックティー、お試しください。
井村未来 | 2016/10/05(水)
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