気の持ち様
長年視覚に訴える仕事をしてきましたが、先週平日に休ませてもらった時。いつも7時過ぎに近所の子どもたちが坂道を駆け下りながら登校するので時計代わりにする程度でさほど意識していませんが、その日は彼らが元気にはしゃぐ声がとってものどかでありがたく、心温まったのです。動きを止めて聞き入ってしまい、あ〜、、、幸せだなぁ。と。
そして、ふと…いつもの音なのに…気の持ち様でこんなに感じ方が違うのかー、と気づきました。hoshihana villageの虫の音しかり、青空カラオケのズンチャカ音しかり。時おりお客さまでいらっしゃいますが、朝鳥たちの声がうるさくて…というのも、小鳥のさえずりに聞こえるのも…気の持ち方次第?!個人的な差はあると思いますが、感情次第で音の感じ方は真逆にもなりうるから、心の持ち方は大切だなぁ、と思っていた矢先、その日行った図書館でおどろきの本に出会いました。
デイビッド・パールマターという精神科のお医者様が書いた「Grain Brain」という本。2013年に発行されているのでまぁまぁ新しい研究の発表だと思うのですが…小麦粉などに入っているグルテンが多くの人たちの中で過敏症を引き起こし、気づかずとも脳内炎症のきっかけとなる事がある、と。パン大好きな私としては「いつものパンがあなたと殺す」というキャッチーな日本語タイトルに「へっ?!」と、ついつい手が伸びてしまっただけだったのですが、読んでみて本当にびっくり。
この栄養学会会員で、精神科医のPerlmutterさん、精神疾患の先駆者的研究に対する数々の賞を受賞されているようですが、彼によると、小麦、ライ麦などに含まれているグルテンという成分が:この「気の持ち様」に多大に影響するというのです!
ホームの子どもたちのHAND(HIV関連神経認知障害)、躁鬱や統合失調症ADHDなどで入退院を繰り返している友人も何人かいますし、30代でALSにかかり、3人のこどもと夫を残して亡くなった親友…叔父も長年鬱病で苦しんでいたこともあり、、、小麦粉などのグルテンを食べないだけで様々な神経障害が軽減する可能性がこんなにあるんだとしたら…自分の中では密かに超ビッグニュース!でかたや…たったそれっぽっちの事で、、、死ななくて済んだかもしれないあの人やこの人の事を思うと、もっと早く知っていいれば…と悔しさが否めません。
そして最近、あれっ何だっけ?どこだっけ??を連呼している私も、先週からかれこれ一週間くらい?厳密ではないけど、パンと小麦粉が入っていそうなものを食べず。高脂肪高タンパクが良い!とのことで、お肉OKだし、ごきげんな食事をしていたのですが、目覚めシャッキリでとっても仕事がはかどっているような気が…その上2kgほどつきすぎた脂肪も落ちて一石二鳥でした。
「写真日記」だし、iPhoneから何か写真を…と思い、macにつないでみたものの、、、アップデートされているからか?写真が読み込めず…もう打ち合わせに出ねばならないので…、、、本日の日記は写真ナシです! あ〜、、、イライラしないよう、気の持ち様、気の持ち様!
名取美穂 | 2016/11/01(火)
前の写真日記:オーガニックファーム次の写真日記:hoshihana生き物図鑑写真日記一覧へ戻る