ジンダーとアーパーイの卒業式
2017年3月31日、バーンロムサイの子ども幼稚園年長さん以上、
小学生、中学生が通うシーピンムアン学校の卒業式が行われました。
11の学校合同の卒業式で、チェンマイプーカムホテルで行われました。
この日、卒業を迎えたのは、小学校を卒業するアーパーイと中学校を卒業するジンダー。
タイの卒業式では、かわいいぬいぐるみを持って写真を撮る習慣があり(最近の習慣)、
ホテルの前では、造花やぬいぐるみが売られていました。
私は、保母のレックさんからぬいぐるみをあずかって持っていっていました。
「まだきれいだし、節約できるでしょ」とレックさん。
会場前のロビーには、各学校の紹介パネルが立てられていました。
シーピンムアン学校のパネル
いろいろな行事の様子
卒業式当日は、アーパーイとジンダーは、朝6時頃にはホームを出て行きました。
いろいろ準備することがあるんですね。
私たちは、8時頃ホテルに着けばいいよ、と言われていたので、そのぐらいに行きましたが、
しばらくは、学校の紹介などで、メインイベントの卒業証書授与はなかなか始まりません。。。
保護者席は、後ろの方に少しだけで、到着した時にはいっぱいだったので、
ロビーで今か今かと待っていました。
その学校の説明などの間、子どもたちは私語をしたり、ごそごそしたり、、、
タイのゆるさを感じさせる光景です。
立派な会場
2人がどこにいるか分からないなぁとヤキモキしていたら、途中、
2人とも1回ずつお手洗いに出てきたので、2人が座っている場所も無事確認。
そして、10時半過ぎいよいよ待ちに待った卒業証書授与が始まりました。
学校、学年ごとに列を作ってステージに向かい、卒業証書を受け取ります。
前に行くと後姿しか見えないので、必死で2人の姿を追いました。
卒業証書を受け取るところも写真におさめることができました。
アーパーイ
ジンダー
2人とも良かったね、と感慨に浸っているのも束の間。
これだけの大人数が集まっているので、退場する時は、一気に流れるように
外に出て行きます。必死で追いかける日本人2人。
外でも、なんとか2人を見つけて、記念撮影ができました。
アーパイ
ジンダー
ぬいぐるみを差し出した時、アーパーイは嬉しそうで、ジンダーは少し困ったような表情。
でも、せっかく持ってきてくれたんだし、というジンダーの優しさで、ぬいぐるみ片手に記念撮影。
帰りに「邪魔になるだろうから持って帰ってあげようか」と声をかけると、
ジンダーは、そうだね、と私たちに預け、アーパーイは、学校にそのまま持っていくと。
そんなところに、小学生と中学生の差を感じました。
ホテルで行うこのような卒業式に対して、お金と時間の無駄遣いだとか、
こんなことより、もっと教育自体に力を入れろとか、そんな意見もタイ人の大人の人たちから聞きましたが、
こうして笑顔で卒業を迎えた子どもたちを見ていると、これもいいんじゃないかなという気になります。
次の新学期、アーパーイはシーピンムアン中学校に、ジンダーはハンドン高校に入学します。
メー、モップ、モーモー、チョーク、チャイ、ヌックニックは小学校1年生に。
今まで、昼間もホームにいたイムは、プレ幼稚園に。他の子どもたちもそれぞれ進級します。
みんな新生活を楽しんでほしいと思います。
これから、2人がどんな女性に成長していくのか楽しみです。
山下曜子 | 2017/04/03(月)
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