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ローイクラトン2017

前日に引き続き、灯篭を制作し続ける保母さんたち。私も一つ作らせてもらいました。

土台となるバナナの幹

バナナの葉っぱで飾り付けます。
前日の子どもたちのやっているのを見て、
見よう見まねで。

自分の灯篭ができました!
やっていると無心になります。

こんなにたくさんできました!

今年は11月3日が陰暦12月の満月に当る日で、子どもたちが学校から帰ってくるのを待って、18時出発で近くのお寺に向かいました。小さい子たちは、晩ごはんもシャワーも済ませて、帰ってきたら寝るだけの状態で出発。

満月が美しかったです。

お寺の前で記念撮影

子どもも保母さんもみんなオシャレをして

記念撮影も済んだところで、川に灯篭を流します。灯篭を流すのには、水を汚していることへの川への謝罪の気持ちと恵みを与えてくれることに対する感謝の気持ちを表すという意味があるそうです。
ろうそくと線香に火をつけて、川へ向かいます。

熱くて固まっているテンモー

保母のプレオさんは両手に灯篭を持って

川の神様への感謝の気持ちを伝えた後には、お祭り気分を味わいます。日本の神社の縁日のような雰囲気で、食べ物や飲み物などの屋台が出ています。

ウェウ先生から子どもたちに
ルークチン(つみれ団子)のプレゼント

アイスのコーンでできた灯篭
その場で買って流す人も多いです。

チェンマイではタイでも全国的に有名なコムローイという習慣があります。紙でできた熱気球を飛ばし、ブッダへの感謝の気持ちを表し、厄を落とすという意味が込められているらしいです。大規模なコムローイを行う場所が何か所かありますが、私たちが行ったお寺でも上げている人がいました。以前は、割とどこでも誰でも上げていたそうですが、飛行機にからまって事故の原因になるなどの理由で、今は決まった場所でしか上げられないことになっているそうです。

ろうそくに火をつけて、気球の中の空気が温まり、軽くなるのを待ちます。

だんだんと温かい空気がたまって、
形がはっきりしていきます。

初めて見る日本人スタッフ、大興奮!

そして、空へと上っていきました。

私たちもコムローイをすることにしました。

一緒に来ていた卒園生のヌンに
火をつけてもらいます。

ウェウ先生とイム

願いを込めて、空へ!

あちらもこちらも準備ができました。

そしてついに空へ!

お姉さんたちは、真剣に祈りを捧げています。
みんな楽しいお祭り気分を堪能し、午後8時頃ホームに戻りました。いつもなら小さい子たちはもう寝る時間。帰りの車の中ではうとうと。。。また一つ楽しい思い出ができました。

山下曜子 | 2017/11/13(月)

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