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レスキュー訓練 2018

3月21日に、ナンプレー村の施設を利用して、レスキュー訓練を行いました。

映像を使っての講義

夏休み中にも関わらず、村の子どもたち約40人も参加してくれました。バーンロムサイからは小学生以上の子どもが参加しました。SATA FOUNDATIONは、このプロジェクトも継続して支援してくださっています。

タイでは学校や地域でこのような本格的な防災訓練がないので、このバーンロムサイのレスキュー訓練は、村役場からも地域の学校からも、地域の子どもたちの保護者からも期待されている活動です。

午前中のブレイクタイムには、来チェンマイ中の美穂さんも駆けつけてお手伝い。

モーモー(左)は初参加

みんな思い思いの場所で休憩

昼食をはさんで、午後は実技です。今まで各回、火災訓練か水難訓練のどちらかを行っていますが、前回も今回も貯水池の水位が深くて心配だというベンさんの判断で、火災訓練を行いました。

そして、午後のブレイクタイム。この国は、食べることに関して、真面目というか、熱心というか、、、日本人の感覚とはちょっと違うなと思うことが多々あります。

ココナッツのタイ菓子とアンチャンジュース

午後のブレイクタイムの後、隊員の方がおまけで水難事故についての指導をしてくださいました。3月~5月の夏休みは、タイでも一番暑い時期で、水の事故も多いので、是非子どもたちに指導したいとのご厚意でした。
友達が溺れた時どうすればいいか?ペットボトルに少し水を入れて、投げてあげる。まずは、陸上で距離を取って、投げる練習です。コントロールが難しいようで、なかなか目標の相手の手前には落ちません。

次は指導員の方が水に入り、そこに向かって投げます。これもなかなか難しそうでした。うまく出来ても、出来なくても、体験することが大切です。いざという時に、この日のことを思い出してくれれば…。

最後は習ったことの復習クイズとベンさんの総括、記念撮影です。
今回も、充実した内容の訓練となりました。村の子たちが積極的に参加してくれることも嬉しいことです。

また、下の写真の青年はロムサイFCの第一期生(村の子)で、お手伝いに来てくれていました。高校を卒業して、プロジェクトの参加者としての年齢を超えても、みんなのお兄さんとして参加してくれるのは本当に嬉しいことです。この良い循環が続いていけばいいなと思うと同時に、継続していくことの大切さと責任を感じました。

山下曜子 | 2018/03/26(月)

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