年に一度のタンブン
6月29日に、ホーム、ホシハナヴィレッジなど計4カ所でタンブンを行いました。タンブンとは、日本語で言うと「徳を積む」ということですが、今回のタンブンは土地の神様に日頃の感謝の気持ちを表すという意味で行うものでした。
ホームのガジュマルの木の下の祠、ホシハナヴィレッジの敷地内にある祠、大工オフィス、日本人ボランティア住居の敷地内にある祠の4カ所で行いました。北タイの暦にちなんだもので、毎年この時期に行うそうです。一般の家庭でも、家の祠でタンブンするようです。
当日は、4カ所全て9時に開始と言われていたので、日本人スタッフは分散して参加しました。
ホシハナ敷地内の祠
お供え物は、事前にチャイさんとトン君が用意してくれていました。花、調理済みの鶏、お菓子、飲み物などです。タンブンについては、チャイさんが一番詳しいということで、いつもチャイさんが中心になって進めてくれます。
こちらは、ホシハナヴィレッジ敷地内の祠。
今回、参加した日本人の感想は、どの場所でもほぼ同じで「あっという間に終わって驚いた。そんなに簡単なの?写真を撮る暇もないぐらいだった」でした。
以前、ガジュマルの木の下の祠を建て直した時には、祈祷師の方をお呼びして、時間もかけてしっかりお祈りをしていただいたので、皆なんとなくそのような雰囲気を想像していたのですが、今回は、家の人たちだけで行うスタイルだったようです。
*ガジュマルの木の下の祠でのタンブンの様子
https://www.banromsai.jp/photo_diary/?page_id=10689こちらは、大工オフィス。
ロウソクに火を灯してお参りするのですが、土地の神様、精霊たちが集まって、お供え物を召し上がるらしいです。ロウソクが消えると、食事が終わったしるしだとのことです。
ガジュマルの木の下の祠
日本人スタッフ住居の祠
こうして、日本人にとっては、あれあれー?!という間に終わってしまったタンブンでしたが、日常に溶け込んだ、特別だけれど、普通のこと、、、そんな北タイの人の生活に触れられた一日でした。
山下曜子 | 2018/07/06(金)
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