ベン日本へ!
2017年8月ハートフルサッカー
2017AFCチャンピオンズリーグで優勝したことによる活動の一環で、浦和レッズハートフルクラブが主となり社会貢献活動としてイベントを実施することになったのだそうですが、今回はそのイベントに招待していただいたのです。
イベントは、9月1日。浦和レッズハートフル交流会 supported by AFC
参加するのは、普段からハートフルクラブに参加している子どもたちで、一般応募はないそうです。そんな貴重な機会に招待してもらえるなんて、ベンはなんてラッキーなんでしょう!
ベンの保護者として、ダムさんも参加します。
この話をダムさんに伝えた時には、もう嬉しすぎて頭が真っ白!驚きすぎて、すばらく呆然としていました。そして「これは人生で一番嬉しいことだ」と言っていました。
ダムさんはもとプロのサッカー選手ですが、常々言っているのは、「自分は生まれる時代が違っていたら、Jリーグに行ったり、ものすごい活躍をしていただろう」と…それはいいとして、、、
一度、移動中に2時間ぐらいダムさんのサッカー栄光の歴史を聞いたのですが、16歳か17歳の時に神童として新聞に取り上げられた話から始まり・・・中略・・・自分が現役だったころは、タイは今ほどのサッカー熱はなく、給料もとても安くて、サッカーに関することで外国に行くなんて思いもよらないことだった。ベンがポーランドに行ったり、その前にタイの大臣に謁見したりしたことは、自分のことのように嬉しく、誇りに思う。
今は、プロのサッカー選手になれば、お金も稼げるし、いろいろなチャンスがある。そこまでいかなくても、スポーツ奨学金で進学したり、子どもたちの将来の選択肢が広がるのはとても嬉しい。夢は、今教えているロムサイFCの子どもで誰かがタイのリーグで活躍するのを見ること…と話していました。
そして、今回ベンの保護者としての立場で日本に行くことは、正にダムさんが夢にまで見た「サッカーで外国に行く」ことです。
ベンに伝えた時も驚いていて、その瞬間は感情を外には出しませんでしたが、その後に撮った記念写真では、いい笑顔をしていました。内心は、飛び上がって喜んでいたと思います。
日本行きを伝えた時の様子
そして、本日8月30日。ホシハナ、バーンロムサイのスタッフの皆に挨拶周りをしました。
日本では、鎌倉のショップも見学します。
縫製場のお母さんたち
庭仕事のカムおじさん
タグさん「おお!それはいい経験だ!飛行機に乗ったところから、
体験したことや感じたことをメモしておきなさい」というアドバイスをもらいました。
大工さん
「ポーダムの面倒しっかり見てくれよ」と
チャイさんに言われているところ
そしてメー美和にもご挨拶。「僕とても幸せです。今とてもドキドキしています」と言っていました。
明日は、10時5分のフライトで、8時頃空港に着けばいい(空港まで30分)のですが、6時半にはホームを出るそうです。すごい気合の入れよう!ダムさんは、自分がしっかりしないと!と思って頑張っているのが伝わって来ますが、ベンの方が頼りになりそうな…とにもかくにも、この素晴らしい機会を存分にいかして、楽しんできてほしいと思います。
山下曜子 | 2018/08/30(木)
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